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【ネコミミ】(コラボ要素あり)例の制服
「の、のうヒマリ・・・ワシこの格好、ちょっと恥ずかしいんじゃが」 「はぁ~~~~~???ミリシラ先生が文学女子コーデに乗り気じゃなくて、へそ出しの方が落ち着くっていうからわざわざucchie2772さんのメイド服借りて来たのに!」 服を買ってミリシラ先生の研究室に帰ってきた私達。もうちょい色んなパターンのを試してみようと思って、この服を着せたらこの物言い。なんなのこの人。 「だってこれ、マントないんじゃもん・・・肩とかさすがに露出し過ぎじゃろ」 「むしろグローブとサイハイのおかげで普段の先生の服よりも露出が少ないくらいですよ!私が地球にいた頃なんて、真冬でも両肩丸出しの人だっていたんですから」 今にして思えば、玄葉さんって随分ヤベぇ恰好してたなぁ。 「第一ですね、他人様から借りて来た服に文句言うなんてありえませんよ先生。R-18確定の服じゃ無いんですから、堂々と着こなして下さい」 「むむぅ・・・」 と、ドアを開けてヴァニラがやって来た。ミリシラ先生の格好をじ~っと見た後、近くの机に置いてあった予備のメイド服を手に取る。そしておもむろに今着ている服を脱ぎだした。 「(もぞもぞ)」 「あ、こらヴァニラ。勝手に着替えないの」 ヴァニラは私の言葉なんて聞こえてないような態度で、素早くメイド服に着替えてしまった。 「♪(ぴょんぴょん)」 「もう、しょうがないなぁ」 嬉しそうに跳ねるヴァニラ。この子におしゃれって分かるんだろうか。 「ほ、ほれヒマリ!ヴァニラがこの服を着たぞ!つまりこれ、ヴァニラから見たらはれんちな服って事じゃないんか!?」 「はぁ?言いがかりですよ。ヴァニラだってエロ衣装ばっかり着てる訳じゃないですし。ねぇヴァニラ?その服、『可愛いな』って思って着たんだよね?・・・ね゛?」 「(・・・・・・・・・こく)」 ヴァニラはそっと頷いた。よし。 「ほら、単に可愛い服だから着ただけですってよ」 「圧!」 圧なんてかけてない。失礼しちゃうわ。 「そ、そんなに言うならヒマリも着てみぃ!はれんちな服じゃないんじゃろ?堂々と着こなせるんじゃろ?」 「えっ!?い、いやぁ私は遠慮しときます・・・ほら、私普段から先生やヴァニラみたいに露出度高い服着てる訳じゃないんで・・・」 まずい、このままだと着せられる。何とかして煙に巻かないと。 「一人だけ逃げようったってそうは行かんからな!くらえ!」 ミリシラ先生が杖を一振りすると、私が着ていた服が消え去った。下着すら容赦なく。 「きゃああああ!?ちょ、ちょっとぉ!なんて事してんですか!」 「男子いないんだからいいじゃろ!ほれほれ、素っ裸が嫌ならさっさと着るんじゃな!」 教師が教え子にする事かよ。私は背に腹は代えられず、例のメイド服を着る事にした。 「くっ・・・先生、後で覚えてて下さいよ」 「♪(ぴょんぴょん)」 私とおそろいになった事が嬉しいのか、ヴァニラは機嫌よく跳ねている。ミリシラ先生はというと、なぜか訝し気な目でこっちを見ていた。 「なんですか、先生」 「いや・・・お主、今着る事になったばっかの服なのに一瞬で超高等術式の『巨乳幻覚』を服に織り込んだのぅって思ってな。何なんじゃお主のその巨乳に対する異様な執着・・・怖」 うるせぇな、こちとら貧乳コンプレックスは前世越しなんだよ。巨乳共には分かるまいこの気持ち。 ※ucchie2772さんの『ウチの制服貸し出し企画』で公開されてましたプロンプトをお借りして生成しました。 『ウチの制服貸し出し企画』 https://www.aipictors.com/posts/626709 『ucchie2772』さんのマイページ https://www.aipictors.com/users/@ucchie2772 もう4か月も前の話題を今更持ってくるのも恐縮ですが、【オレンジ色】の時にミリシラが「へそ出しが落ち着く」とか言ったせいでこの服に白羽の矢が立った次第です。
