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ある朝の風景 〜敗北(元)魔法少女、穏やかで幸せな日々
かつて画像2枚目の魔法少女をやっていた優菜(ゆな)の結婚後のとある朝の風景…… 長女の昴(すばる)が10か11歳、次女の愛美(あいみ)が8歳か8か9歳の頃…… 昴&愛美の魔法少女としての最初の大きな戦いが決着し、同時に優菜の全ての『悪夢(ゆめ)』が前世の昴……戦乙女『スヴァトギュート』が本人も自覚してない無意識下で優菜の中に残していた『最後の仕事』によって終わってからあまり日が経ってない頃か? 『悪の組織』の大幹部としての仕事に一緒に付いて行って未明帰りした次の朝 優菜母さんが娘2人を学校に送り出す為に起き出したはいいが……画像参照w ちなみにお父ちゃん(最強怪人)はまだ寝てますw テーブルにあるもう一つの手は多分、愛美の テーブルに隠れた辺りで母親に脱げたスリッパを履かせてると思う 椅子からズリ落ちそうな母親を何とか支えてるかも知れない 画面外のキッチンでは昴お姉ちゃんが10あるいは11歳にして万能調理具の大きな北京鍋をプロ級の腕前でふるって朝食をもう一品作ってたりする テーブルの上の朝食は皆、昴が用意した 余談だが昴は父親である最強怪人から料理をならっている 母親の優菜が若い頃、家庭科の授業以外で彼女の人生で最初にしっかり料理を教えたのも最強怪人 もっと言ってしまえば…… 『最終決戦』で完全敗北し何もかも奪われて『永久刑』の囚人に貶され囚われてから7年後、『社会復帰』し事実上無制約で人間……そして女の子に戻った優菜に最初に人間らしい食事を振る舞ったのも最強怪人 人間に戻って最初の食事は生まれ育った街の生まれ育った家に帰って来たその日の夜の彼の手料理だった それは優菜にとって人生初めて口にした『男の料理』であり……そしてある意味、産まれて初めての『父親の味』だった……
