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闘将・理沙@宇宙艦隊第3艦隊司令
↓の続き https://www.aipictors.com/works/456100/ 『敵艦隊、横陣。右よりドイツ(12)・スペイン(11)・フランス(7)と思われまぁす!』 「右舷転進」(1) 「ドイツ艦隊に動きは?」 『ありません』 「ちっ」(2) 「左舷へ向けよ。敵戦列側の第一列はオシリス、ヘルミオネ、やくも、いずみ。第二列はファーカー以下駆逐艦とフリゲート。射程には入るな」 (3・珍しい姫カットなので採用 w) 射程ぎりぎりで進むのだが…… 『スペイン、まもなくフランスの戦艦の射程に入ります』 「当たると思ってるの?」*(4) 先頭艦(旗艦オシリス)がフランス戦列の後部2/3に達した。 この間、散発的な攻撃はあったが、理沙の言う通り被害はなかった。 対している巡洋艦も射程内だが、砲撃・応射を禁じていた。 「第一列、右舷へ回頭!フランス艦隊の真ん中に突撃!」(5) 「両舷斉射し、右舷転進。右舷砲列でスペイン艦隊を始末しろ!」(6) 『援軍です』 第5艦隊から派遣されたコリングウッド提督の来援を聞いた理沙は、艦隊を再編しつつ後退させた。 なおも数に勝るドイツ・スペイン艦隊と距離をとると、 「艦長、レーザー水爆ミサイルの用意。各巡洋艦にもその旨を伝えよ」 『提督、いけません!』 「我々だけでも勝てる。ジョンブルがくるまでに片付けるんだ」 『(えぇ、そんな理由……)』 「艦長! 放射後、オシリスを先頭に単縦陣で突撃」(7) かくして、武装しながら誰もが使用をためらっていた枷が外された。 その後の帝国宇宙軍、特に日本宇宙軍は有効に活用した(総司令長官の理沙が)。 *アメリカと日本帝国以外は宇宙での実戦経験はほぼない。 ※長髪の部類でしょう?
