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メガネっ娘サポートロボット
『…どなたですか?』 それが、起動した彼女の第一声だった。 いや、君を購入した者なんだけど……って、わざわざこんな説明をするのもバカバカしいなと思ったけど仕方ない。彼女の不安そうな表情を見ていたら、邪険に扱うのはなんだか可哀想な気がしてしまったからだ。 ともあれ、自分が何者かを説明したら、『なんだ、そうだったんですね』と安心してくれた。 『改めまして、はじめまして!私は、冴羽ロボティクス製のサポートロボット、BL-191です!末永く私をご利用くださいね、マスター!』 彼女が意気揚々と自己紹介する。元気なのはいいんだけど、ただやっぱり、その体の小ささが気になる。そのことを彼女に言ったら、 『大丈夫ですよ!確かに体は小さいですけど、こう見えて私、結構パワーがあるんですから!マスターだって軽々と……』 いやいや!持ち上げなくてもいいから! 『あっ!?ご、ごめんなさい…。私、マスターにパワーのあるところを見せたくて、つい……』 どうやら、少しおっちょこちょいなところがあるみたいだ。 でも、彼女と過ごすことになるこれからの生活が、今までより楽しくなりそうな……そんな気がした。
