茜空の下、約束の停留所
燃えるような紅葉が、私を包み込む。 世界で一番、あたたかい色の中。 石段に腰を下ろし、遠い空を見上げる。 指で支えた頬の熱さは、 この秋の景色への、感謝かな? それとも、まだ来ない、あなたのせいかな? 時間よ、早く過ぎて。 それとも、いっそ、止まってしまえ。 この場所で、あなたを待つ、 私の想いだけが、宙に浮いている。 「ねぇ、あなたが来るまで、私はここにいるよ、ずっと。」
燃えるような紅葉が、私を包み込む。 世界で一番、あたたかい色の中。 石段に腰を下ろし、遠い空を見上げる。 指で支えた頬の熱さは、 この秋の景色への、感謝かな? それとも、まだ来ない、あなたのせいかな? 時間よ、早く過ぎて。 それとも、いっそ、止まってしまえ。 この場所で、あなたを待つ、 私の想いだけが、宙に浮いている。 「ねぇ、あなたが来るまで、私はここにいるよ、ずっと。」
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