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雨の向こうに
雨が石畳を叩く音が、街の色をにじませていた。 リムは肩をすぼめ、胸の奥のざわつきを抱えたまま走っていた。 理由のない不安が足にまとわりつくようで、ひと息でも早く明かりのある場所へ行きたかった。 カフェテリアの軒先が見えた時、彼女はようやく息をつく。 屋根のあるポーチに滑り込み、濡れた髪を急いでタオルで拭く。 その指先が少し震い気味なのは、雨のせいか、気持ちのせいか。 視線を店内へ向けると、柔らかな灯りに照らされたテーブルの一つで、 見慣れた二つの影が揺れていた。 「リムねー、遅かったのだ」 フラコーチンがスプーンをくるくる回しながら手を振る。 「こっち来るといいくま」 もみくまが椅子を引きながら微笑む。 その声を聞いた瞬間、胸の中の不安はふっと消え去った。 雨音より静かに、でも確かに、嬉しさがこみあげる。 リムは小さく頷き、二人のいるテーブルへ歩いていく。 「ごめんごめん、これでも急いできたんだよ……席、いい?」 「もちろんなのだ」「くま」 温かい言葉に背中を押され、彼女は椅子に腰を下ろす。 店員を呼んで軽い食事を注文すると、 三人の間に、自然と冒険の話題が流れはじめた。 「次はどこに行こうか?」 リムが尋ねると、 「北の丘の遺跡も気になるのだ」「でも森の奥の泉も行きたいくま」 食器の音と笑い声が、雨の気配を遠ざけていく。 小さなテーブルの上に地図を広げるような、 そんなわくわくする時間が静かに満ちていった。 (本文・ほぼchatGPT) --- gosakkyさんちの企画「ゆるTRPG」、参加者募集中です!(たぶん) 「YTRPG」タグ内のgosakkyさんの投稿に参加表明していただければ、gosakkyさんがなんとかしてくれると思います! 世界観・ルールは以下を参照してください。 https://www.aipictors.com/posts/666219 参加お待ちしております! --- 弊社「リム」はこんなキャラ 〇YTRPG用キャラ 「リム・ロクスリー」 https://www.aipictors.com/posts/667462 〇はかないゆめ https://www.aipictors.com/posts/669257 〇【コラボ】 もみくまちゃんを守りたい https://www.aipictors.com/posts/673165 --- model: WAI-NSFW-illustrious-SDXL v15.0 https://civitai.com/models/827184/wai-nsfw-illustrious-sdxl2
