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ある日の図書館(JSちゃん)
1枚目:ピーターパン 2枚目:委員長「・・・」 3枚目:李鈴音「楓は熱心に読んどるなぁ。うちは目がちかちかしてきたで」 4枚目:JSちゃん「読書感想文の宿題、面倒だよね。楓ちゃんは何を読んでいるの?」 5枚目:委員長「ピーターパンだよ。彼はずっと年を取らないの。でも、ヒロイン達は結局どんどん年を取っていっちゃうの。ピーターパンはやっぱり寂しい気持ちなのかなって」 6枚目:JSちゃん「あ・・・」 7枚目:(回想)奥方様「・・・私達と人間とでは生きる時間が違う。それは解っていますね?」「ここにいられるのもせいぜい1年か2年。その後は例え仲良くなった子でも二度と会う事はないでしょう。それでもいいんですね?」 8枚目:JSちゃん「・・・」 9枚目:委員長「え?姫ちゃんどうしたの?私何か変な事言った?」 10枚目:鈴音(姫?あ・・・) 11枚目:鈴音「で、でもな。ピーターパンはヒロイン達の事ずっと覚えてると思うで。自分がおらんくなっても覚えててくれる人がおる言うんは幸せな事やで、きっと」 12枚目:委員長「え?そうかな。・・・うん、きっとそうだね」 13枚目:JSちゃん「そ、そうだよ。きっと忘れないよ。ずっと覚えてる。いつまでだって」 14枚目:委員長「もう、姫ちゃん。お別れみたいな事言わないでよ」 15枚目:鈴音「ほんまやで。話聞いただけでピーターパンに入り込むとか感受性豊かなんやな、姫は」 16枚目:JSちゃん「あはは、ごめんごめん(うん、私は忘れないよ。皆の事)」 冬休み。JSちゃん達は図書館で宿題の読書感想文の為に本を読んでいるようです。委員長が読んでいたのはピーターパン。永遠の子供のお話に、自分は委員長達と同じように年を取る訳では無い事を思い出すJSちゃん。JSちゃんが何者か知っている鈴音はJSちゃんをフォローし、JSちゃんも委員長達の事をきっといつまでも忘れないと改めて心に誓うのでした。 今日は「ピーターパンの日」らしいのでこんな感じでしてみました。
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