ゆるTRPG _7o

避難指示を出しつつ、村を疾駆していたニールセンは、村人の中に見知った顔を見つけて馬から降りた。 ニールセン「はっ、メグメルさんっ。無事でしたかっ」 メグメル「私は何とか…でもお店が…。料理長は…みんなは無事なの？…」 ニールセン「…申し訳無い…これは私のせいなのだ…;;　私があの竜族の娘に頼んだのだ…」 クッフェンの一族の話を聞いてから、村を守るための策を話し合っていたが、向こうの出方が早くて間に合わず。急きょ兵を集めたものの戦力に不安があったため、やむを得ず竜族のところへ赴いて頭を下げてきたと言う。しかし竜族の娘、アルシャンテラが予想以上に自分勝手で手に負えず、このような結果になってしまった。 アルシャンテラ「ニャハッ。燃やすのは楽しいのじゃ。頼まれてたのは骸骨だけじゃったが、まぁ…いいじゃろ。他のはおまけじゃ」 もみくまのゴーレムを翻弄しながらも、空を自由に飛び回り、火炎をまき散らしている。 ニールセン「アルシャンテラ！　先に頼んでいたとおり、村の人たちに被害を出すのはやめてくれっ」 アルシャンテラ「ニャ？　そんな約束したかのぉ…忘れたのじゃ。竜族は誰にも縛られないのじゃっ」 メグメル「そんな…」 リム・ロクスリー「ふ…ふっ…ざけるなあああぁぁっっ！」 フラコーチンの操る濁流と並走して、まだ燃えていない屋根の上をリムは移動してきていた。 もみくま「リム姉さん…くま？」 リム・ロクスリー「む、村の人たちをなんだと思ってるんだっ。ボクだって怒る時は怒るんだっ！」 激高したリムがスクロールを広げると、突風が渦巻いた。 リム・ロクスリー「風神、雷神っ！ ﾛ奄摩利支曳娑婆訶…。金剛夜叉王招来っっ！」 空を舞う竜族の少女に雷の矢が落ちた。 なんか…リムさんの沸点が低すぎる気がするごめんなさい;;　キレやすい若者じゃないんです優しい子なんです。きっと。 ﾛ奄 摩利支曳 娑婆訶 (おん まりしえい そわか) は摩利支天の真言で云々…各自で調べて下さい(ｫｨ ↑おんは１字だと出ない(Unicodeがうんたら)ので、半角カナとの組み合わせで;; 色々混じってますが、まぁかっこいいと思ってしまったんでしょう…リムさんが(ｫｨ(ごめんなさい自分です;;　njsmix、mh x2、njsmix、vxp、flanime、mh、njsmix。