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日焼けっ子と、しばしのお別れ
都会へ帰る前日になり、最後の思い出にと夏祭りに来た二人。 「にいちゃん・・、ぜったい、ぜったい冬も帰ってきてね」 「・・当たり前だろ。それまで僕のこと忘れないように、いっぱいするからな」 「忘れるわけ無いじゃん・・いっぱいして、あたしの中、にいちゃんの形にして」 しかし、やっぱり途中から寂しさが勝ってしまって、泣いてキスをしながら、交わる二人だった。 -------------------------------------------- いぬちく先生の「いとこのこ」1巻発売を勝手に祝って日焼け長髪っ子。足裏、いいよね・・ ひとまずこのお話でおしまい。
