宇宙艦隊　地上攻撃を決断（何度目だよ）

オペ「海上の第5艦隊より入電。救援を求めています」 「地上のことを我々に？」 オペ「被害、大とのことです」 「衛星は？」 あすか「当該海域を捉える衛星があります。第5艦隊ともリンクします」 （1〜3枚目） 『ミサイルか』『角度的に航空攻撃だな』『いや、地上か艦からもある』 オペ「…空母ドリス・ミラー、沈みます…レイク・エリーも撃沈」 空母打撃群を構成し多くの艦船に守られる米海軍の正規空母が、宇宙軍の衛星軌道上からの攻撃以外にって沈められるなんて。 「……」 美波「……」 「スタッフを招集」 （4〜9枚目） 晴華「閣下、衛星軌道より攻撃しつつ、第1・第2艦隊の母艦機能を持つ艦で降下しましょう。殲滅ですっ！」 ここで彼女がいう”閣下”は総参謀長のこと。複雑な経緯の結果、先輩の信奉者的になってしまった。 （メガネをしてない、いろいろ解放されちゃった美波にも見える） （10〜13枚目） あすか「第1艦隊参謀部も報復攻撃を進言します。極論ですが、1国くらいは灰燼に帰してもよろしいのではないでしょうか。そうすれば周辺国も、誰が本当の支配者か理解するでしょう」 こんなヤベーのばっかかよ。 （14〜16枚目） 千佳少尉*。晴華が中尉になって配属。 良識人といえばそうだけど、まだ何も知らないという方が近い。 千佳「あの、お茶なんですけど…」 下士官「そんな時間ですか？　総司令官はなんでもいいかな w （宇宙だけど）季節的に冷たいお茶にしましょう。他の方も同じでOKです。総参謀長はウイスキーなんですけど、ご機嫌どうでした？」 千佳「よくないと思います、かなり」 下士官「じゃあ、アイラ系のストレートにしましょう。チェイサーは3つ。お水、氷の入ったお水、オールモルトビール」 千佳「はいっ」 こいつ何者だ？ （17〜19枚目） 理沙「美波ちゃん」　先輩「美波」 理沙＆先輩『意見は？』 「幕僚方のご意見に同意します。これは通常の国際関係であれば、明瞭なる侵犯・攻撃行為です」 理沙「その通りよ」 「ドリス・ミラーは長く第5艦隊の旗艦として、ペルシア湾・アラビア海・紅海とインド洋西方を鎮守してきました。それを…報復です！」 先輩「うん、そーだね…」 （美波の、たまにあるヒートアップの気配を感じて関わりなくない気分） 「そして、関与した国への報復はもちろんですが、帝国政府と外務省に、これらの国を地球帝国の構成から排除するよう、提案をお願いします」 （20〜22枚目） 理沙「いいでしょう。私が上奏します」 先輩「（いいのかよ！？）」 理沙「参謀総長？」 （23枚目） 先輩「ここまでに上がった意見に異論はない。いま、もっとも速く行動できるのは宇宙艦隊だ。第1・第3・第6艦隊から地球降下戦隊を編成。 残りは軌道上から対地攻撃。熱核兵器も最低出力に調整しておけ」 理沙「そのとおり下命します」 （24〜27枚目） 以下、おまけ。 久しぶりの宇宙艦隊。 *新宿小隊に新入局したひとり。ま、スターシステムってことで。