注文のお題『笑顔』帰省と離郷

『都会は便利でなければ、人は住まん。いいぞ、ここは。効率化や利便性なんぞ、考える必要もない。電車だって１時間に１本だ。しかし、そういう時にこそ物の有難みというものを感じないか？』 「そうっすかね、おれは早く先輩と会いたいっすけどね。当たり前に。」 『こんなに離れていても声が聞ける、その気になれば顔だって見れるモノがあってこそだな。当たり前は必然ではないよ。』