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エルフの書物探求
古い図書館の棚に囲まれ、白髪のエルフ少女が古びた魔法書を手に取る。肩に乗った黒猫が静かに見守る中、彼女は失われた呪文を探す冒険の始まりを感じていた。陽光が差し込む中、ページをめくる音が響き、未知の物語が広がる。果たしてこの書物が導く運命とは? 静かな午後のひと時が、ファンタジーの世界への扉を開く。 「先生、これは?」 「うむ、写本じゃな。比較的新しい。。800年前といったところか。。」 「800年前?それで新しいの?」 「そうじゃ、できれば2000年、厄災よりも前に書かれたものが望ましい。。」 「どうやってわかるの?書いてあることはなんかチンプンカンプン」 「感じるのだ。目を閉じて開いたページに集中すれば書いたものの魂が浮かび上がってくる」 「ふ~ん。。」 「そのころは偉大な力を持った魔術師がたくさんいたのだ。ひとたび観ずればおまえにもすぐにわかるだろう」 「へぇ~」 「今となっては神話かおとぎ話かもしれんが、天を操り山を浮かせたものたちがそこにはいたのだ」 「ふ~ん。。これは?ペラペラだけどかなり古そう。。」 「うむ。。ん、いかん!それは確かに厄災よりも前だが、ドウジンというものだ」 「ドウジン?」 「そうだ、そこには天使か悪魔しかいない。。ひとたび悪魔にふれればお前は魂を汚され二度とここへ戻ってこれなくなる」 「えーっ」 「早くもどすのだ」 「あ!!人が来る」 「に、にゃ~ぁ。。。」 「。。。」 などと妄想。。
