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待ち合わせパッチェさん
「全く、私を待たせるなんてね」 ――― イヤーマフというお題を見た時にですね、こう、もっこもこにされているパッチェさんを想起したのでそれに引っ張られてみました。(想起元は私の好きな作家さんの過去絵) 誰と待ち合わせしているのかというと、……私的には人形遣いかなぁと。 因みにイヤーマフを着けると帽子が外れたのですが、あの帽子はzun hat以外にどう表現するのか……(苦笑) ――― 雪の図書館守と冬の約束 雪が静かに降り積もる古い神社で、紫髪の少女が佇む。彼女は魔法の書を守る図書館の番人。寒風に耐えながら、遠くの恋人を待つ姿が切ない。耳当ての帽子に月飾りが輝き、赤いマフラーが温もりを添える。やがて雪の中から現れる影に、彼女の心は温かくなる。冬の冒険が今、始まる瞬間。
