1 / 5
カノンの日常 -その4
●栗原かのんの裏設定 日本のどこかにあるという過疎化の進んだとある田舎町。 その山奥深くに乳観(チチミ)という名の、いにしえの神社がひっそりと建っている。 巫女を務める若い女性の生乳を拝むという妙な風習が現在まで続いている。 誰もが巫女になれるというわけではなく、神主のお眼鏡に適う美巨乳の持ち主である必要がある。 かのんは18歳にして151㎝・B101・W55・H88のKカップという驚異のプロポーションを誇っていた。 そんなかのんはある日、町で巫女にならないかとスカウトされしばらく悩んでいた。 カフェも雑貨屋もコンビニもファストフード店やファミレスさえないこの田舎では、アルバイトを見つけるのも一苦労である。 恥じらいとバイト代のはざまで揺れ動く乙女心はやがて 「参拝客なんて数日に一人来るか来ないかだし」 「どうせ信心深い老人ぐらいだろう」 「医者に診せる健康診断のようなもの」 そんな思いから、夏休みの間だけ住み込みで巫女のアルバイトをすることに決めたのであった。 しかしこの情報化社会、合法的に若い娘の乳を生で見ることができるという噂を聞きつけ 険しい山を突破してくる変態紳士が全国から連日押し寄せてくるなど想像もしていなかったのである。
