夜に溶ける影/スマホ壁紙アーカイブ
【夜に溶ける影】 雨上がりの舗道に、ネオンの色が静かに滲んでいた。 人々の足音が混ざる中で、彼女の足音だけが聞こえない。 黒装束は夜と同化し、刀の輪郭さえも霧に溶ける。 誰も彼女の名を知らない。 けれど、誰もが背中に冷たい気配を感じて振り返る。 視線の先には、ただの影。 だがその影こそが、この街の“秩序”を守っている。 街が眠る前に、彼女はすべてを終わらせる。 名乗ることもなく、名を刻むこともなく。 彼女はただ、ネオンの川を逆らって歩き続ける。 この夜の奥にある、誰にも知られぬ明日を信じて──。 ──────── ★Xに別カットあります
