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【レーザーポインタ】センシティブ部位注目実験
※この投稿の内容はフィクションです。作中内で登場する人物や数値データや実験内容は実在の人物・団体・出来事とは一切関連がありません。 とある研究所によって行われた実験である。被検体として参加する女性たちを10人ずつ2チームに分け、それぞれ1人ずつ「下着姿になってもらい、ベッドの上で開脚した状態で15分間手足を拘束」するというもの。 AチームとBチームでそこまでは同じものの、それ以降の15分間に行われる内容が異なる。具体的には、同行するイケメン男性監視員の行動が以下の様に異なる。 Aチームは「15分間の拘束時間中は、男性監視員が見ているだけで特に何もされない」チームである。 Bチームは「15分間の拘束時間中に、男性監視員がレーザーポインタを使って拘束された女性のセンシティブな部位(胸、へそ、下腹部、クロッチ、鼠径部など)を指し示していく」チームである。 このレーザーポインタは、部屋にうっすらと焚かれた特殊な煙幕によってレーザーが目視できるように工夫されてはいるものの単なる市販品。女性を強制的に発情・絶頂させるような効果は全くない。 さらにレーザーポインタで指し示しはするものの、それ以外に男性監視員が声を掛けたり女性に触れたりするという事は一切なく、本当にただただ事務的にポインティングするだけである。 そしてA・Bチームともに、拘束時間が終われば女性は解放され、再び着衣の上で個室に戻り自由時間となる。 この実験で何が分かるのかとお思いかも知れないが、実は観察対象になるのは個室に戻った後の行動である。 個室には女性には秘密で隠しカメラが仕掛けられており、個室の中で女性がどう過ごすかを確認できるようになっているのだ。 そして、この実験の結果「個室に戻ってから10分以内に自慰行為に至る割合が『Aチーム:2/10』に対し『Bチーム:7/10』と3倍以上になっている」事が分かった。 つまり、下着姿を「男性にただ見られる」よりも「男性にポインティングされ注目されている」とはっきり意識した方がえっちな気分になりやすいのだ。 それぞれの女性の性格による差という可能性もあるため、この実験後にAチームとBチームで内容を入れ替えてもう一度同じようにやってみたところ、やはりポインティングされたチームの方が自慰率が高かった。 結論として、「女性と行為に及ぶ際は『女性の体に興味を持って注目している』とはっきり示す事で満足度の高い体験が得やすいと考えられる」という実験結果となった。 余談だが、監視員を「イケメン男性」から「非モテ男性」に変えた場合は極端に自慰率が低下した。 結論として、「初対面の女性をその気にさせやすいのはイケメンである」という残酷な実験結果となった。
