【スケッチブック】後輩のパンツ

美術部の一年に小柄で明るくて人懐こい後輩がいる。可愛いけど、色気がある感じじゃない。「せんぱい、せんぱいっ♪」って感じのテンションの子犬系のやつ。 ある日、手洗い場でふたり並んで絵筆を洗っていた時にふとこいつを見たら、意外と胸がある事に気付いた。こいつも『女』なんだなって意識したら、なんかムラっときた。 だからダメ元で「女子のパンツスケッチしてみたいから、ちょっと制服のスカートめくってくれるか？」って聞いてみた。 「何言ってんですかもー、せんぱいのえっち！」みたいなリアクションが来ると思ってた。でもこいつ、コヒュッって感じに息を詰まらせてしばらく黙っちゃうわけ。 流石に嫌な思いさせたかなと思って謝ろうとしたんだけど、その前にあいつから「学校だと誰かに見られるかもなので、今度の土曜日ウチに来て下さい・・・」って言われたの。 その日はもう、あいつ耳まで真っ赤になって逃げるように帰っちゃったからそれでおしまい。残りの週末までの部活の時間も、目に見えて会話が減ってて蒸し返しにくかったわけ。 一言「あれ冗談だから」って言えれば、いつもの雰囲気に戻れたのかもしれない。けど、あいつも勇気出して家に誘ったんだろうし、こっちも見れるなら見たかったから言い出せなかった。 約束の週末、スケッチブック持って教えてもらった住所に行くと、あいつはちゃんと制服着て待ってた。親は仕事なのか二人ともいないみたいだった。 女子の匂いのする部屋に上げてもらって、出されたお菓子やジュースを口にしながら他愛ない話をする。でもお互い、言い出すタイミングを見計らってる空気だった。 その内話題がなくなって気まずい沈黙になると思ったから、ちょっと強引に「そろそろ、いいか？」って聞いた。あいつは小さく頷いて、正座をやめて立ち上がった。 あいつの手で黒いストッキングが太もものところまでずり下ろされて、色白な肌がスカートのふちから覗いた。あいつの指がスカートの裾を握るのを、何も言わずにじっと見つめてた。 あいつはしばらくそのままもじもじしてたけど、ついに覚悟を決めたのか、そっとスカートを持ち上げた。薄いピンク色の生地に包まれたあいつのアソコが目に飛び込んできた。 ぎゅっと目を閉じて、ふるふると恥ずかしそうに震えながら「せんぱい、はやく・・・はやく描いて下さい」ってか細く呟いたあいつの声で、我に返ってスケッチブックを開いた。 恥じらう表情、下から見ると余計大きく見える胸、ふんわりと優しい形を見せているアソコ・・・全てを紙の上に写し取っていく。こっちは一瞬の感覚だったけど、あいつは無限にも感じた時間だったんじゃないかな。 「終わったよ」って声を掛けたら、あいつはその場にへたりこんで息を切らせていた。その頭を撫でながら「ありがとう、今度なんかお礼するな」って言って、その日は帰った。そのままそこにいたら、手を出しそうだったから。 そして後日、あいつはこの時のお礼として「せんぱいとデートしたいです」って要求してきた。いきなりセクハラな要求をしてきた先輩に対してする要求とは思えなくて、すごく驚いた覚えがある。 結局そのデートをきっかけにして付き合う事になった。どうやら以前から好意を抱かれていたみたいで、このスケッチが踏み出す一歩になったらしい。 ちなみにスケッチをしたあの日、実はこいつは下着の中もちゃんとお手入れしてゴムまで用意してたそうだ。こっちが勝手に子犬っぽい振る舞いに誤魔化されてただけで、こいつはちゃんと最初から『女』だったようだ。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 1枚目の画像は、Geminiで作った白紙のスケッチブック画像（2枚目）に、zukiAnimeILL V5.0で作った3枚目の画像をファジー縁取りして色を合わせて合成したものです。 3枚目の画像は4枚目の画像の彩度を-100してモノクロ化したもので、この話の語り部が実際に見た光景（フルカラー版）は5枚目のものになります。