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【R-18】水も滴る・・・

「もー、はさみんひどいじゃん・・・メイク大丈夫かなー」 自分の投げた水風船を投げ返されて見事に水浸しになった獅子島さん。僕が彼女を助け起こそうと近づくと、とんでもない事になってるのに気付きました。 「わっ・・・」 「?」 獅子島さんの浴衣が乱れて、可愛いピンクの乳首や水色のパンツが見えちゃってるのです。花火で遊んだ時と同じで、浴衣だからブラ付けてなかったのかな。 「し、獅子島さん。見えちゃってる・・・よ?」 「見えて・・・?えっ、あっ、きゃあ!?」 僕が目を逸らしながら指摘すると、獅子島さんは自分のあられもない姿に気付いたみたいで女の子らしい悲鳴をあげます。普段エロ自撮り送って来るくせに、そんなリアクションされたらドキドキするなぁ。 「獅子島さんって、僕にえっちな自撮り送って来る割には時々胸見られるの恥ずかしがるよね・・・何が違うの?」 「もう、はさみんのバカ!自分で見せるのと急に見られるのじゃ全然恥ずかしさが違うんだからね!?自撮りはほら、最高に可愛いって自覚ある一枚を送ってるからいいけど無防備なところ見られるのホントに恥ずいんだから!」 結構真剣に怒られてしまった。うん、でも女の子が胸を見られたら恥ずかしいのは当然だもんね、今のは僕がデリカシー無かった。 「ね、ねぇはさみん。ちょっと身体拭いたり着付け直したりするからさ、誰か来ないか見張っててくれる・・・?」 「う、うん。分かった、任せて」 恥じらいながら浴衣を脱いでいく獅子島さんから目を逸らして、僕たちがやってきた祭り会場の方に目をやる。今のところ、誰かが社殿の方に来る様子は無いみたい。 「うわー、ぱんつまで染みてる。罰が当たったかなー」 「も、もう!獅子島さん、実況してないで早くしてよぉ!誰か来たらどうするの、僕他の人に獅子島さんの裸見られるの嫌だからね!?」 「・・・お?はさみん、それは独占欲かな?えへへ、『飛鳥の裸を見ていいのは僕だけだぜ、キリッ』って感じ?」 「そんな事思ってません!もうっ、ふざけてると本当に僕じろじろ見ちゃうからね!嫌なら早く終わらせて!」 「はーい」 そんな会話をしつつ、何とか獅子島さんは格好を整え終わりました。誰も来なくて良かった。 「獅子島さん、ごめんね。僕が投げ返したりしたから、恥ずかしい思いをさせちゃって」 「ま、まぁはさみんに見られただけだし、別にいいよ。そもそも水風船投げ始めたの私だからさ・・・チャラって事で」 この件についてはそれで決着という事にして、僕たちが祭り会場に戻ろうとすると。 「あれー?可愛い子が二人もいるじゃん」 「男は一緒じゃないのかなー?もしかして百合カップルって奴かなー?」 社殿の奥の茂みの方から、高校生くらいの男の人が二人出てきました。僕たちの方をまっすぐ見て近づいてきます。 「ね、彼女たちさ。こんなとこで何してんの?良かったら俺らと遊ばない?」 「すみません、ちょっと休憩してただけなので。これから帰るところです」 僕がそう言うと、彼らはにやっと笑った。まずい、返事ミスしたかも。 「ええ?帰るならいいじゃん、遊んでくれてもさ」 「や、やー・・・もうあらかた屋台も回ったんでー、お兄さん達ともう一回回るのも何か微妙ですしー・・・あっ、あとお小遣いがもうピンチなんで」 「大丈夫大丈夫、俺らバイト代入ったばっかだから金ならあるし・・・あー、それともアッチの遊びの方が好きかな?」 そう言って奥の茂みを指差す高校生。よく耳を澄ませてみると、そっちからは女性の喘ぎ声が聞こえてきました。も、もしかしてあの奥でえっちな事をしてるのかも。獅子島さんもそれに気付いたみたいで、一歩後ろに下がります。でも、回り込むように二人は祭り会場に続く道に立ち塞がりました。 「だったら二対二だし、ちょうどいいじゃんね。オレそっちの派手な子好みだわ」 「じゃあ俺は金髪ちゃんね。ほら、行こうぜ」 勝手に話を決めて手を掴もうとしてくる彼ら。僕の後ろで獅子島さんが小さく息を呑むのが聞こえました。僕が、守らないと。 「お兄さん達、ちょっと僕の体を見てもらってもいいですか?」 僕がそう言うと、彼らはぴたっと伸ばした手を止めて僕に視線を集中させました。浴衣の胸元や腰回りを視線が這うのを感じます。僕はゆっくりと、大事なところを中々見せない焦らすような感じで浴衣をはだけて行きます。 「金髪ちゃん、エロガキだなー♡」 僕に完全に視線が集中してる。ここからはスピード勝負。僕は素早く、浴衣の前を開けると自分の下着をずり下ろして股間を露出させました。 「えっ・・・えっ!!?」 「お、おおおお男ぉ!?」 二人の高校生が仰天して動揺します。今だ! 「行くよ獅子島さん!」 獅子島さんの手を掴んで、全力のダッシュで二人の間をすり抜けて祭り会場の方へ。しばらく人ごみの中を走ってから振り向くと、彼らは追いかけてきていませんでした。 「ふぅ、上手く行ったね」 繋いでいた手を離して獅子島さんに笑いかけると、獅子島さんは何だか落ち着かない様子。 「は、はさみんさぁ・・・普段は可愛くていじめてオーラ出してるくせに、こういう私がピンチの時とかは男らしくちゃんと守ってくれるのヤバイって・・・」 走って息が上がってるのか、獅子島さんの心音が聞こえてきそうなくらい体が振動してるのが見て取れます。 「ギャップ萌え過ぎでしょ~・・・こんなん惚れるじゃん、ずるいってぇ~・・・」 顔を覆ってしまう獅子島さん。ちょっとドキッとしたけど、反応したらまたからかわれそう。 「またそういう事言ってからかうんだから・・・」 「やっ、違・・・もぅ~・・・!」 もっと体を鍛えて、来年はこんな形じゃなくてしっかり男らしく友達を守れるといいな。

コメント (8)

T.J.

ハッピーエンドでよかった!

2025年09月14日 03時37分

早渚 凪

ハードな展開にしちゃうとこれ以降のお題にサイバ君たちを使いにくくなるので・・・

2025年09月14日 03時50分

T.J.
2025年09月11日 08時52分

早渚 凪

2025年09月11日 13時31分

thi

公共の場で堂々と見せることができるサイバ君はやはり普通ではないです

2025年09月09日 15時20分

早渚 凪

小学生の頃から教室の真ん中で脱がされたり、路地裏で剥ぎ取られて犯されたりしてるサイバ君は露出に関して踏んでいる場数が違うって事ですね。

2025年09月09日 15時25分

白雀(White sparrow)
2025年09月09日 03時51分

早渚 凪

2025年09月09日 15時01分

white-azalea
2025年09月09日 03時27分

早渚 凪

2025年09月09日 15時01分

サントリナ
2025年09月09日 02時56分

早渚 凪

2025年09月09日 15時01分

Anera

チラ見せ最高です!

2025年09月08日 20時45分

早渚 凪

サイバ「ちらっと見えちゃうの、何だかドキドキしちゃいます」 飛鳥「はさみんも、ちらっと下着からアレをはみ出させていいんだぜ?」 サイバ「だ、ダメー!ピクターズの規約上ダメー!」

2025年09月09日 15時01分

翡翠よろず
2025年09月08日 15時22分

早渚 凪

2025年09月09日 14時59分

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2024年7月よりAIイラスト生成を始めた初心者です。 基本はオリジナルキャラで、まれに二次創作作品を投稿します。オリジナルキャラに関しては、エロ系・グロ系含み完全コラボフリーですので気軽に連れて行ってください。 年齢区分は全年齢~R-15を中心に投稿します。R-18作品もたまに投稿しますが、現在はサイト内生成のみでイラスト生成を行っていますので、規約違反を含むR-18作品(性器描写等)は投稿できません。 ストーリー性重視派のため、キャプションが偏執的かと思いますがご容赦願います。

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