ドライブ日和/スマホ壁紙アーカイブ
【ドライブ日和】 ハンドルを握る手には、特別な目的なんてなかった。 渋滞も人混みもない海沿いの道を、ただ西へ、西へと走っていただけ。 ラジオから流れる古いJ-POPが、窓の外の風景と妙にマッチしていて、 助手席の飲みかけの缶コーヒーが、静かに揺れていた。 そして目の前に現れた、完璧すぎる夕陽。 海はオレンジに染まり、電線の影さえ詩のように揺れている。 「これがドライブ日和ってやつかもな」 誰に言うでもなくつぶやいたその瞬間、 バックミラーの中で、今日という1日が、映画のワンシーンに変わった。
