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蒼穹のフロンティア (イザベルの際どいオフショット)
艦内任務を終えたイザベルは、ブリッジの緊張感がようやく抜けたことを感じながら、静かなシャワールームへと足を踏み入れた。 湯が肩を伝い落ちるたびに、戦闘データと仲間の無事を確認し終えた安堵が胸の奥に広がっていく。 「今日も……誰も失わなかった。」 独りごちたその声は、水音に溶け、やがて表情は少し緩んだ。 任務中には絶対に見せない穏やかな微笑み。 その瞬間だけは、少尉という肩書きでも、火器管制の天才でもなく、一人の女性としての静かな時間が流れていた。
