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女子高生は宇宙飛行士に覚醒する………♡ (霧島 紅葉)
――満天の星が広がる静かな夜。 霧島紅葉は、白い宇宙服を身にまとい、 ゆっくりと視線を地球へと向けた。 足元に浮かぶ青い惑星、きらめく都市の灯。 そのすべてが小さく見えるほど、彼女の心は広がっていた。 「いつか、本当にここから世界を見てみたいな……」 その瞳には、憧れと夢、そして少しの決意が宿っている。 現実の彼女はまだ地上にいる。 だが心だけは、誰よりも自由に宇宙を旅していた。 ――そう、これは妄想の中でしか行けない軌道。 それでも彼女は確かに“宇宙飛行士”だった。 ――想像の宇宙(そら)を翔ける、霧島紅葉のコスモファンタジー。
