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女子高生は〇〇に覚醒する………♡【霧島 紅葉】
休日の朝。 霧島紅葉は、ようやく訪れた穏やかな時間を味わうように、柔らかい陽の差し込む寝室でごろりと横になっていた。 黒のニットワンピースに包まれた小柄な身体は、布団の上でゆるく伸びたり丸まったり。 凛とした普段の姿とは違う、どこか幼さの残る無防備な笑顔を浮かべて、ゆったりとした時間に身を任せていた。 ベッドの端に腰掛けると、紅葉はふと足を投げ出し、首を傾げて小さく微笑む。 強がりも、気遣いも、誰かに見せるための演技もいらない場所―― そこでだけ見せる、彼女の本当の素顔。 「今日は……一日、ゆっくりしてもいいよね。」 そんな独り言をこぼしながら、紅葉はまたベッドに身を沈めた。 静かな休日、誰にも邪魔されない小さな幸せが、そっと彼女を包み込んでいた。
