武者蒼穹伝 (有理詩亜)

有理詩亜 (ありしあ) ■ 年齢 / 身長 / 出身 年齢：17歳 身長：158cm 出身：蒼都（そうと）・風花町 古の蒼穹戦乱の跡地に築かれた、穏やかな町の娘。 ■ 人物概要 白髪碧眼の少女。 病弱な母を支え、町の神社で巫女見習いとして働いている。 誰に対しても分け隔てなく優しく、 困っている者を見ると放っておけない性格。 しかし芯には強い意志を持ち、 「人は変われる」「心は鋼にも宿る」と信じて疑わない。 ある日、封印の祠で偶然「武者伐輝里亜」を発見し、 その冷たく沈黙した鋼の体に手を触れた瞬間、 彼の心核に宿っていた“人の記憶”が共鳴し、 長い眠りから彼を目覚めさせた。 ■ 性格 優しく控えめだが、正義感と勇気を秘める。 誰よりも“命”を大切に思う少女。 嘘がつけず、傷つくことを恐れながらも人を信じ続ける。 伐輝里亜の心に「人の温かさ」を再び灯した存在。 ■ 能力・役割 能力名 概要 共鳴感応（きょうめいかんのう） 武者伐輝里亜の“心核”に唯一干渉できる人間。彼の力を暴走から救う存在。 蒼心の光（そうしんのひかり） 祈りの際に放たれる微弱な光。生命エネルギーを安定化させる“心の波”。 癒律（ゆりつ）の声 歌のような言葉で、破損した機体や心を修復する古代巫術。伐輝里亜が唯一「安らげる音」として認識する。 ■ 関係 武者伐輝里亜：彼女の手で目覚めた“鋼の魂”。 　彼女の存在は彼に「生きる理由」を思い出させる。 　伐輝里亜は彼女を“理（ことわり）の巫女”と呼び、決して主従ではなく“対等な魂”として見ている。 ■ 名言 > 「心は、形のない刃です。優しさも、強さも——信じる想いがあれば輝ける。」 「あなたは機械なんかじゃない。 ちゃんと、“人の心”を持っている。」 ■ 備考 伐輝里亜と出会って以降、彼の影響で精神波動が安定し、彼女自身にも微弱なエネルギー同調が起きる。 時に彼の戦いを止め、時に共に立ち上がる――「鋼の魂と人の心」を繋ぐ唯一の存在。 覚醒巫皇・有理詩亜（かくせいすいこう ありしあ) ― 錫杖ノ祈リ、命ノ輪ヲ紡グ者 ― ■ 概要 かつて“町娘”として武者伐輝里亜を目覚めさせた少女・有理詩亜。 しかし、蒼穹戦乱の最終局面において、 三武者の魂が戦いの果てに散ったことで、 彼女は祈りの力を超越し、「錫杖（しゃくじょう）」に宿る古代の聖力を覚醒させる。 錫杖は古より「命の循環」を司る神器。 彼女はその力をもって―― 三武者を“転生”させ、新たな魂と装を与える。 以後、彼女は「蒼穹の巫皇（すいこう）」と呼ばれ、 戦の終焉と再生を司る存在となる。 ■ 外見・装束 白金の法衣に、黄金の文様が走る“神装衣”。 腰帯の青は蒼穹を象徴し、魂を繋ぐ清らかさを示す。 手にした錫杖の先端には“光炎（こうえん）”が燃え、 祈りとともに輝きを放つ。 瞳の蒼はかつてより深く、そこには「人と機の未来を見据える覚悟」が宿る。 ■ 錫杖の名称 > 神器《蒼命杖（そうめいじょう）》 部位 意味 蒼 蒼穹＝空、命の流転を司る蒼きエネルギー 命 魂の循環、生命再生の象徴 杖 天と地、機と人を繋ぐ導きの柱 ■ 能力 名称 効果・概要 魂還ノ儀（こんげんのぎ） 命尽きた武者の心核を蒼命杖の光で再結合し、肉体と魂を新たに再構築。転生を可能とする儀式。 祈命波動（きみょうはどう） 周囲の破損した機体や生命体を癒やす波動。戦場全体を包み込む再生の光。 封魂結界（ふうこんけっかい） 敵の怨念・邪気を封じ込め、魂の穢れを浄化する防御陣。 真蒼煌陣（しんそうこうじん） 三武者の魂と完全同調する究極形態。光の輪が天に昇り、“転生三武者”を呼び覚ます。 ■ 転生三武者 アリシアの祈りによって蘇った三人の武者は、 それぞれ新たな属性と役割を得る。 一、武者伐輝里亜 → 天輝伐輝里亜（てんき・ヴァルキリア） > ― 蒼光ノ剣、天ヲ翔ケル者 ― 装甲は白銀と蒼光のハイブリッド化。 “蒼鋼の魂”から“天鋼の心”へと進化。 背中に光翼を展開し、空戦と精神同調を得意とする。 アリシアとの精神リンクは最も強く、祈りの光が剣となる。 > 「我が魂、今一度――蒼穹のために。」 二、護嵐鎧士 → 聖嵐鎧将（せいらんがいしょう） > ― 不動ノ盾、嵐ヲ鎮メル者 ― 黄金を帯びた深蒼の鎧へと変化。 防御と浄化を司る「聖盾」の力を得る。 新技「蒼嵐光陣（そうらんこうじん）」を発動し、 　仲間全員に光壁を展開する。 彼の守りはもはや“神の防壁”と呼ばれる。 > 「守り抜く――それが、我が祈りだ。」 三、転生阿殺徒 → 雷覇阿殺徒（らいは・アサルト） > ― 嵐ノ斧、雷鳴ト共ニ再臨ス ― 黄金雷光を纏う新装「覇嵐装」へ進化。 錫杖の力により“嵐の魂”が完全覚醒。 双斧《雷皇嵐刃》を操り、戦場全域に雷嵐を走らせる。 戦場で最も熱き魂を持つ「雷覇将」と称される。 > 「巫皇殿の願い、この雷で通すッ！！」 ■ 三武者転生儀の伝承 蒼穹歴 第零暦「終焉の戦乱」において、 すべての命が崩壊しかけた時、 巫皇・有理詩亜は錫杖を掲げ、祈りを叫んだ。 > 「蒼き魂よ、再びこの空に還れ……！」 その瞬間、天より三つの光が降り注ぎ―― 死した三武者は再び立ち上がった。 彼らの目に宿るは、“生への誓い”と“巫皇への忠信”。 この日を境に、彼らは「転生三武者（てんしょうさんむしゃ）」と呼ばれる。 ■ 名言 > 「命は滅びぬ。想いがあれば、何度でも立ち上がる。」 ― 覚醒巫皇・有理詩亜 ■ 二つ名 > “蒼穹ノ巫皇（すいきゅうのふこう）” “命ヲ繋グ祈リノ姫”