1 / 5
女子高生は〇〇に覚醒する………♡(霧島紗耶と白き相棒)
霧島紗耶は一日の仕事を終え、帰宅してソファに腰を下ろす。 膝の上に顔をうずめる白いオオカミ犬を、そっと抱きしめた。 その名は――シリウス。 真っ白な毛並みと深い碧の瞳を持つ、彼女の大切な家族だ。 広告代理店のデザイン部門で働く紗耶は、日々忙しい制作の中に身を置いている。 だがシリウスと過ごすこの穏やかな時間だけは、心がまっさらに戻る。 「今日も頑張ったね、シリウス。」 囁く声に応えるように、シリウスは目を細めて鼻をすり寄せた。 その仕草に、紗耶の表情も自然とほころぶ。 ――デザインも人生も、バランスが大事。 彼女の創造力の源は、白い相棒と共にあるこの静かな午後だった。
