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蒼穹のフロンティア(ユナ・アストリン)
名前:ユナ・アストリン(Yuna Astrin) 年齢:6歳 出身:火星辺境コロニー「ヘリオス13区」 ヘリオス13区はヴォイドの襲撃で壊滅。 ユナは瓦礫の中から、ソフィアとミリアによって救出される唯一の生存者。 テンペストで保護される。 はっきりした予知ではなく、 ・「こっちはダメ」 ・「その道、まがってる」 ・「あの光はこわい」 みたいに “危険な未来の気配”を直感で感じるタイプ。 そのおかげでテンペストは何度も危機を回避している。 キャラクター達との関係性 ◆ アリシア・ヴァレンタイン ユナが特に懐いている相手のひとり。 整備区画でアリシアの膝に座って機体を眺めるのが日課。 出撃前に必ず 「アリシアおねえちゃん、かえってきてね。まだ“あの白い光”には会っちゃダメ」 と、意味深な一言を残す。 → アリシアの“将来の大きな分岐”をユナが本能的に感じている。 ◆ ソフィア・ラインベルク 火星でユナを最初に抱き上げた人。 ユナにとっては 「いちばん最初の“ヒーロー”」。 ユナはソフィアを「ソフィアおねえちゃん」と呼び、とにかく信頼している。 ソフィアもユナを「守れなかった誰か」と重ねてしまい、強い保護欲を抱く。 ◆ ミリア・カーヴェル ヘリオス13区での救出にソフィアと共に参加。 テンペスト帰還後、ユナの健康チェックや脳波データ解析も担当。 ユナからは「ミリアせんせい」と呼ばれている。 科学者視点でユナの発言を記録し、「ただの勘ではない」と確信している。 → ユナの“能力”を一番冷静に観察している人物。 ◆ ロレンツォ・バルディーニ 派手好きでノリが良い兄貴分。 ユナには「ろれんつぉのおじちゃん」と言われてちょっとショック。 しかし内心ではユナをかなり可愛がっている。 ユナが「きょうはあんまり前に出ないほうがいいよ」と言った時、 その忠告を守ったおかげで危険な集中砲火を回避したことがある。 ◆ フェリックス・ローラン 戦闘前はいつも緊張してしまうタイプ。 ユナはその“怖がり”をすぐに察して、出撃前にそっと手を握ってあげる。 ユナ「だいじょうぶ、フェリックスおにいちゃんは“まもられてる”から」 その一言でフェリックスは落ち着いて出撃できるようになる。 → ユナにとっては「守ってあげたいおにいちゃん」。 ◆ ノーラ・アーシェリー 感情表現は控えめだが、常に柔らかく丁寧な口調。 ユナの言葉を軽く扱わず、「あなたの感じたことは大切にします」と真正面から信じる。 ユナはノーラを「すっごくつよいおねえちゃん」と見ていて憧れの存在。 出撃前に「ノーラおねえちゃん、きょうは“右はチクチクする”よ」と言われれば、 ノーラはその情報をちゃんと戦術判断に反映させる。 ◆ セリス・ハワード 冷静で落ち着いた常識人。感情で動かないが決して冷酷ではない。 艦に子どもを乗せるリスクを最初は懸念していたが、 ユナのおかげで何度も艦が助けられてから、 「彼女を守ることも自分の任務」とはっきり認識するようになる。 ユナが迷子になっていると 「……こっちだ。部屋まで送ろう」とさりげなく手を引いてくれる。 → 不器用だけど“親代わり”的な立ち位置。 ◆ アーサー・グレンフォード ユナだけが、アーサーの独特な表現を“感覚で理解できる”。 アーサー「今日の宇宙はちょっとねじれてる」 ユナ「うん、あっちはいっちゃダメなみちだよ」 この2人の感覚が合わさると、テンペストは異常な回避力を発揮する。 → 乗員からは「アーサー語翻訳機=ユナ」と言われている、最強コンビ。 ◆ エレナ・ヴァイスフェルト ユナの脳波や神経反応にも興味を持ち、 「この子はラティス意識波に何らかの形で接続している可能性がある」と考えている。 普段はクール寄りだが、ユナの前では柔らかい微笑みを見せる。 ユナは彼女の白衣と雰囲気が好きで、「えれなおねえちゃん」と呼ぶ。 ◆ イザベル・カルヴァン ユナをよく通信室に連れてきて、画面や機材を見せてあげる。 ユナはイザベルの肩に乗るのが好き。 たまにユナが「ここ、へんな声がする」と未知の周波数を感じることがあり、 イザベルはそれを真面目に記録して艦長やノーラにだけ報告している。 ◆ リリア・ハートレイ 年が離れているのに、精神的な距離が一番近い。 一緒にポーズを取ったり遊んだりする“遊び相手”ポジション。 しかしユナは時々、リリアに対してだけ、不安そうな顔で忠告する。 「りりあおねえちゃん、あしたはおそとに出ないでね」 → リリアの未来に何か大きな出来事がある伏線。 ◆ ジーナ・クロフォード 子どもに慣れていないが、なぜかユナには懐かれている。 工具を並べ直してくれるユナを見て 「……あの子、けっこう整備センスあるんじゃない?」と内心思っている。 ユナはジーナをちょっと怖がりつつも尊敬している。 ◆ダグラス・レイフォード ユナの“偶然とは思えない勘”を何度も見てきた結果、 彼女を正式に「テンペスト保護対象第1号」として登録。 情報局など外部に引き渡す案をすべて却下し、 「この艦が責任を持って守る」と宣言している。 → ユナから見れば「えらいけど、ちょっとこわいおじさん(でも嫌いじゃない)」。
