1 / 5
幸運の諍い:団子と信仰の揺らぎ
昼下がりの街角。テーブルの上の皿、残された一つの団子を巡り、二人の幸運神のプリーストが対立する。 ダキニラ(狐巫女): 「団子は平等に分けるべきよ。それが幸運神様の普遍的な慈悲でしょう!」 シャーリー(制服のスカウト): 「機会は均等に与えられたでござる。それをうまく生かした方が食べるべきでござるよ!」 上空では、黄金の狐翼と虹色の悪魔的な翼を持つ二柱の天使が、彼らの言葉を代弁するかのように光と影のエネルギーを激しくぶつけ合っていた(かのように人々は思った)。 人々: 「幸運神の天使様たちも、あんなふうにくだらないことで喧嘩してるんだろうか……」 徳が高く、人々に現世利益をもたらすはずの幸運の神の神官同士の諍い。そのあまりに人間的で、くだらない理由に直面し、人々は静かに信仰の揺らぎを感じるのだった。 結局・・・・・・ 「団子……おいしいです。感謝します。神様、天使様」 その一言。ただそれだけの簡潔な祈りだった。 そのくせ無駄に、 『神々しい・・・・・、のか?」 やっぱり、人々は、狐か詐欺師に騙されているような気になったが、やっぱり神様はいると納得せざるを得なかった。
